ど素人が写真家を目指すとどうなるのか
僕はエリートニートはわけですが
流石に何かしないとなぁと思うことが増えてきました。
活力は漲るのに、身体は重い。
どうしたもんかと考えていたら、手元にカメラがありました。
初めまして、ニートです。
そんなこんなで今まで何も成し遂げてこなかった20代そこそこの僕ですが
『写真家』という縁遠いものを目指してみようと思います。
冒頭では適当なことを述べましたが、志した理由はちゃんとあります。
現在開催中の写真展、川内倫子さんの『M/E』を拝見し、感銘を受けたからです。
何がどう、と尋ねられるとうまく言葉で表せないのですが…
僕はエリートニートということもあり何かとやることが多いのです。
その中でどうしても前に進まない案件が一つありまして、にっちもさっちもいかなかったのがつい最近の話。
そんな中以前から拝見させていただいていた『2B channel』という渡辺さとるさんが写真などについて発信されているチャンネルにて川内倫子さんが取り上げられてる動画を見つけました。
なんとなしに見ていたのですが、そこで語られていた彼女の歴史や紹介されていた作品を見てビビッと感じたわけです。
何か既視感がある…忘れていた何か……あっ!
僕の手元にカメラがあることから分かるように、趣味はスナップを撮ることです。
本当に何も考えず撮っていたので上手くはないのですが、何か好きだからといった理由とは別に理由があって撮っていたのは確かです。
けれどそれがずっと思い出せずにいました。
もやもやモヤモヤ気持ち悪かったのですが、渡辺先生のおかげで解決したのです。
まだニートになる前の僕がブラックな職場に辟易としていた際、たまたま拝見した写真集『うたたね』。
アートなんて何もわからなかった僕ですが、そこにあった作品の数々になぜか心を洗われたのです。今となって思い返すと、夢の中にいる気持ちにしてくれる作品たちが凝り固まっていた僕の心を溶かしてくれたのだと思います。
そこで直感派の僕はすぐにカメラを買いました。
理由は単純で少しでもあの写真集を作った人に近づきたいと思ったからです。
しかしここで馬鹿な僕は作者や写真集のタイトルを覚えていなかったんですね。
そこからは当たり前の如く思い出せるはずもなく、輪郭のほとんどぼやけた目標を胸に写真を撮っていたわけです。
脱線してしまった話を戻しますが、そんなわけで渡辺先生の紹介にビビッときた僕はすぐにネットで川内倫子さんを調べました。
そうするとタイムリーに個展を開かれていました。
結果、第二次革命ですね。
長くなってしまいましたが、僕が写真家を目指す理由は単純です。
本気で目指されている方に知られると、ブチギレられそうな内容です。
本来であれば写真を突き詰めた先にそう呼ばれるような代物だと思います。
鼻から写真家を目指すのはナンセンスなのかもしれません。
ですが憧れてしまったものは仕方ありませんよね。
人生は長いわけですから、死ぬまでに一度でもそう呼んでもらえるよう頑張っていこうと思います。
皆様からのご指導ご鞭撻は大切に受け止めさせていただきますので、今後僕が公開します写真たちに何かありましたら、コメントで教えていただけると幸いです。
ではでは、細々と開幕させていただきます。
2022/11/15